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冷凍されたオシドリとチューリップ人の王国

趣味で書いている小説用のブログです。

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アイとセカイをめぐる冒険〈18〉

第四話 君は強い(5/5)



 5.寝てばかり

 ナヤーとの間に二人めの子ができた。
「おめでとうございます。元気な女の子ですよ」
 女医が満面の笑顔をくれる。
 誰だっけ、この女医は。なんという名前だっけ。
「妹ができたのよ」
 ジュリは言う、ベッドの脇の息子に。
 誰だっけ、この息子は。名前はなんだっけ。
 そんなことはどうでもいい。
 大切なのは夫だけ。ナヤーという、その名だけ。
 名を持つ人はナヤーだけ。ジュリとナヤーだけ。
(最低な母親。本当にひどい)
 内側のジュリが呻く。外側のジュリが夫に微笑む。
「あなた、ねえ、女の子よ。あなたにそっくりの子よ」
 ナヤーは椅子に座って背中を丸めていた。両膝に肘をつき、微笑を顔面に貼りつけている。そして優しく囁いた。
「ごめんね」
「だっこをしてあげて。かわいいわ」
「ごめんね」
「こっちに来て」
 ジュリはベッドの上から呼ぶ。ナヤーは動かない。心のない黒い目で、どこでもない場所を見て繰り返す。
「ごめんね」
 どうして来てくれないの? 外側のジュリは疑問を抱く。抱きながらベッドから起きあがる。産後の体は痛まない。この体はナヤーに触れるための体。子供を育み、まして生むための体ではないのだから、痛まないのは当然のこと。
(地獄だからだ)
 内側のジュリは疑問に答えている。
(ここが地獄だから)
 ナヤーの体に触れると、ぐんにゃりしており、ジュリの指は相手の皮膚に深く沈んでいくようだ。
(他者はいない。ここは地獄だから。誰も彼も自分のことしか考えていない。そうとわかっていても止められない。それが地獄。私がいるところ)
 外側のジュリは、文章を読むように、もう一人の自分の声を把握する。
 息子はいつの間にやらいなくなっていた。
 夫の手を握る。握り返してこない。夫を抱きしめる。抱き返してこない。病室。ジュリの胸に頭を抱かれて、ナヤーは繰り返す。
「ごめんね……」

 紋様銃・イ號七式の銃口から鎖が放たれた。それはちょっとした切り株ほどの太さがある巨漢の足首に巻き付いて、相手を転倒させた。その派手な音の直後、舗道に立つヤシロの頭上に影が落ちた。本能のままにヤシロは後ろに跳びのいた。断頭台の刃が落ちてきて、鼻先を掠めた。鎖を断ち切る音。帽子がずれ、視界を塞いだ。帽子を直したときには鎖は切れていた。立ち上がり、あたふた逃げていく巨漢の背にヤシロは目を細める。
「やるじゃん」
 ヤシロは未だ名を知らぬ巨漢を、人のいないほう、いないほうへと追い込んでいた。紋様の加護を受けるあの男を、人混みの中で見失えば、再度見いだせる自信はない。そして、もう二度とあのレストランにも姿を見せなくなるだろう。今度会うときは、奇襲され、暗殺されるときということになる。
 そういうわけで、ヤシロは男を追った。ヤシロ自身、身体能力は高くない。ただの技師である。何故か度胸だけはあるのだが、体力はむしろ人並み以下。早く決着をつけたかった。
「いい加減にしてくれないかな」
 既に全身汗まみれなのを悟られないよう、追いかけながら冷ややかに告げた。
「僕も大概キレてるんでね」
 巨漢は追われるままだった。どこに紋様兵器を仕込んでいるか見抜かれないようにする知恵はあるようだが、この土壇場で人の多い方向へ逃げ込むという知恵と勇気はないようだ。追われるままに、開発途中で放棄された人気のない区域に入り込んでいく。
 所詮、下っ端だ。カイやメイリンと同じく、使い捨てにされるだけの人員だ。だが黒幕への接点は、目の前の男しかない。
 あと少しで大通り、というところでヤシロはいい物を見つけた。巨漢の行く先、民家のバルコニーにイ號七式の銃口を向ける。
 鎖を撃ち出した。長く延びる先端が、放置されたペンキの缶に巻き付いた。それを手すりの間から路地にはたき落とす。鎖が消えると同時に、真下にいた巨漢は頭から見事な空色に染まった。
「あっ!」無惨な叫びをあげる巨漢の服の、〈群衆〉の紋様が塗り潰された。「ああーっ!」
 これでもう逃げも隠れもできまい。
「騒ぐな」
 だが、巨漢は喚きつつも、ペンキに浸された指で舗道をなぞり始めた。なにを描こうとしているかはすぐにわかった。
〈剣〉
 ヤシロはとびすさる。転がるペンキの缶を素早く拾い上げた。
 考えろ。
 時間はない。
 水色≧空色であり、水色の支配領域は『清浄』『新しさ』『次なるもの』『爽快』『期待』『弾性』『高い学習能力』『協調』『一致』『飛躍』『解放』――それだけではない。
 もっと、個人的に強く関連付けされたものがある。
 さすがは本職の紋様技師だった。巨漢が剣という単純な単一紋様を描ききるのと、遅れてヤシロが複雑な対抗紋様を近くの塀に描ききるのが同時だった。
〈怒る女〉
 空中に出現した空色の大剣へと、口を大きく開け放ち、一抱えもある女の生首が立ち向かっていく。
 女はこう叫んだ。
「周囲の大人が募金やはり堂堂と問題問題あなたは悪い大人ですね!」
『そらいろ基金』のボランティア員だった。
「優しそうな子供を労働と言いますか他の子たちは学校にんにんプライド物わかりりりりりりりり!」
 そしていきなり顎を地面まで落とし、長方形に開いた口から喉へ、大剣をその切っ先から柄頭(つかがしら)まで丸ごと収めると、嚥下(えんげ)し、目をカッと見開いて
「キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!」
 女が消えても巨漢が黙り込んだままなので、恐怖のあまり気絶したのかと思ったが、瞬きをしていた。空色の上位カテゴリである〈水色〉と〈怒る女〉が何故関連づけられたのか、彼には知る由もあるまい。
「抵抗するなら指、潰すよ」
 最初のショックが去り、巨漢はまだ半ば呆然としたままへらへら笑い始めた。ヤシロは構わず続けた。
「それとも、目かな」
 巨漢はまだ「へらへらへら」そして怯えたように指をきゅっと丸めると、「Sっぽいコウキ君もそそるぅ」
「一番気持ち悪いこと言った人が優勝するコンテストにでも出てるの……」
「わかったよ、ボクの負けだよお」
「ようし、聞き分けのいい腹クッションだ」
「『醜悪デブ』はやめたの?」
「そんなことはどうでもいいよ、腹クッション。ところで君にジュリなんとかさんのところに行くよう指示した人について聞きたいんだけど」
「でもさあ、でもさあ、でもさあ」
「なに、腹クッション。殴らせてくれるの?」
「コウキくん、ボクたち目立ちすぎじゃないかなあ?」
 言われて気がついた。
 そういえば大きな音を立てちゃったなあ。ここ街のど真ん中だっけ。
 と、思いながらふと予感がして目を上げた。
 ヤシロを見下ろす目があった。
 バルコニーにペンキを置きっぱなしにしていた家。まさにそのバルコニーから、老人がヤシロを見ていた。腰を抜かし、無防備な男に銃を突きつけるヤシロを。
 さっ、と老人が家の中に戻る。直後、本当に銃が鳴った。ヤシロは膝と腰を曲げ、体を硬直させて縮こまった。自分が撃たれたと思ったのだ。体のどこかが痛い気がし、息を詰め、だが誰かに二の腕を捕まれて、どこも痛まないことに気付いた。
「こちらへ」
 落ち着いた男の声に目を開ける。
「早く。来てください」
 真正面に……巨漢がいた場所に……見たくないものがあった。見たくない色彩が。脳が素早く目からの情報を遮断した。言われるまま、手を引かれるままに、ヤシロは立って走った。見たくない色彩を素通りして。
 車に乗せられた。それが走り出す。助手席のヤシロはやっと運転席の男を正しく認識した。
「ツジムラさん」
「まずはご無事をお喜び申し上げたいところですが、ヤシロさんの軽率なご判断と行いには厳しい意見を言わざるを得ません」
 言葉の通り、ツジムラの表情は厳しかった。
「厳しい意見の前に一つ言わせてください。あの男は貴重な証人でした。あなたが撃たなければ私は」
 撃った。
 自分の口から放たれた言葉にヤシロは声を失った。
 この男は、ツジムラはそう、人を撃った。
 銃で撃った。
 どこを?
「先のほどの男を辿っていけば黒幕にたどり着けるとのお考えての行動でしたら、まさにそれが軽率です。ああいう実働部隊は得てして使い捨てにすぎず――」
 そんなことはわかっている。
 ヤシロはツジムラの話を右から左へと聞き流していた。
 そんなことよりも。
 どこを撃ったんだ?
「独自の筋を活用しての調査によれば、紋様技術を悪用しての社会支配を行う能力・技術・組織・資金及び動機を有する人間はこのチグリスに四人」
 思考が凍ったヤシロの無防備な脳に、ツジムラの言葉が流れ込んでくる。
「一人めは言わずと知れた西大陸の革命家で――」
 もし……もしもあの一撃で命を奪われたのでなければ、男は叫んだり、呻いたり、もがいたりしたはずだ。
 でも、あの男……。
 動いていただろうか。
 声を出していただろうか。
 わからない。驚いていたから。自分のことだけで精一杯だったから。
 ……そういうことにしたい。
 思い出したくない。
「――そして四人めがオーギュスト・バルサ」
 ヤシロは聞いちゃいなかった。
「優生主義者の資本家で、複数のガイア教原理主義団体の資金移送を請け負う『マリー・アルーエ貿易社』の総株主。『マリー・アルーエ貿易社』に吸収された『図朴商会』の総支配人は、亡くなられた邂国第九王女によって『邂国就学困難児支援協会』の財務長官に任命されておりました」
 反射的に口が動く。
「『そらいろ基金』」
「その通りです」
「『マリー・アルーエ貿易社』は西側の資本であるはず」
 ツジムラの目が表情を殺してヤシロへ向けられた。軍警車両のサイレンがどこかを流れ去っていく。
「あなたもお気付きのはずです。例の『文書』はガイア教の文化圏の影響が濃い一方、紋様そのものはロゴス教圏のものが使われています。このことからも、敵首脳陣の居所を大陸のどちらか側に限定する理由はございません。加えて亡きシェンリー王女には、総裁を務める『邂国就学困難児支援協会』を闇資金の隠れ蓑に使っていた嫌疑がかけられています。その金の流れを追っていた西側のジャーナリストが不審死を遂げている。彼の前身はサイエンスコラムニストで、科学分野の記事を専門としていました。ところが近年邂国においても著名になりつつあるマイケル・ホルト教授の」
 アリシアの父だ。
 ヤシロは顔をあげる。
「周囲で不審死や大きな金の動きがあり、それを追っていました。加えて邂国においてはホルト教授の台頭を快く思っていなかったさる紋様学教授が失踪し、その教え子ナヤー・シルバ氏が射殺された。ヤシロさん。あなたはもっと慎重に動くべきでした。わかりますね」
 話が大きくなりすぎて、ヤシロはパニック寸前であった。本当にそんなに大きな話なのか? せいぜい悪意の覚醒者によるテロ組織……またはケチな犯罪組織……ツジムラの妻子の行方不明だって、本当にこの件と関係しているとは限らない。例えばそう……そう……。
 ヤシロは逃げ場を求めて可能性をあげつらう。
 例えばそう、レイプ目的の誘拐だったら。事後、犯人は被害者を持て余す。それなら犯行声明も出されず、脅迫も行われていない現状に説明がつく。他にはそう。通り魔……。
 その単語で、一人の男が撃たれて路上に伏す光景を連想した。叫ばず、呻かず、もがきもしない、一人の太った男。
「ツジムラさん」
「何でございましょう」
「あなた、さっきの男に何をしたんですか?」
 ツジムラはごくごく冷静に運転をしていた。
「ご覧になられたとおりです」
「僕は何を見たんだ?」
「あなたはわかっておられる」
「僕は何を」声が詰まる。「……待って、待って、待って」
 思考が逃避し、今度は『そらいろ基金』のボランティア員の巨大な顔がフラッシュバックした。それがガクッと顎を落として
『優しそうな子供を労働と言いますか他の子たちは学校にんにんプライド物わかりりりりりりりりキエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!』
「ははは」ヤシロは希望を失い、笑い始めた。「ははははははははははははははははは!」
 それをツジムラの冷めた目が窺い見る。
「見ました? ねえツジムラさんさっきの水色の女見ました? 見ました? キエエって言った! キエエって言った! はははははははははははははははは」
「あなたもなかなか衝動性の強いお人だ」
 その空色のイメージに流血の深紅が混じる。ペンキの中に巨漢はうつ伏せで倒れていた。見たくない色彩、その深紅は、空色とマーブル模様を描きながら、巨漢のこめかみから流れていた。
 笑い声がえづきの音で消え、ヤシロはシートベルトをしたまま身を屈めて自分の膝に吐いた。昨夜、御用聞きの少年ノシェが配達した夕食、未消化の羊肉や、トマトのスープ……ノシェの兄がプラントの野菜受粉工程で手作業で受粉し、実ったトマト……が、どろどろと膝を流れてシートを汚し、足許に落ちた。
「下ろせ」
 と、ヤシロは呻いた。ツジムラが工場の影で車を停めると、ヤシロは飛び出して、ミントグリーンに塗られた鉄柵の前でうずくまり、また吐いた。
 ツジムラが車を下りてくる音を、ヤシロは恐怖とともに聞いていた。
 殺したのだ。ツジムラは人を。言うだけじゃなく、本当に。人としての一線を越えて、なお平然としている。ひとしきり吐き、肩で息をして立ち上がりながら、一言吐き捨てた。
「頭おかしい」
「水を買って参りましょう」
「そんなことはどうでもいいんですよ! ツジムラさん……あなた、何者なんですか」
 ツジムラは質問の意図を正確に読みとり、淡々と答えた。
「私はかつて、十二都市同盟軍に所属していたことがございます」
「都市同盟軍で何を」手の甲で汚れた口をぬぐった。「あなたが一兵卒であったはずがない」
「機械化が進むにつれて兵士の仕事は極めて複雑化しています。あなたが思ってらっしゃるほど容易な仕事ではございません」
 質問に答える気はないらしい。だが食ってかかることもできなかった。
 今し方殺人を犯し、しかも平然としている人間に、何をどう言えと言うのだ?
「僕はこの仕事を下りる」ツジムラを恐れる一心で、単刀直入に切り出した。「違約金は払う。いくら請求されようと、家を売ってでも払う。ツジムラさん、僕はもうあなたとは関わり合いたくないんだ」
「なるほど。あはたはそれでいいでしょう。ですがご自宅で匿っていらっしゃるメイリン・ルゥさんはどうするんです?」
 何も言い返せなかった。もちろんヤシロも、ケネスが本当にメイリンのことを内密にしているはずがないとわかっていたのだが。
「それに、ヤシロさんの紋様銃の件ですが。どうもつい先日新型試作品を完成されたようですね。アサルトライフル型の、随分と良いものを」
「それがどうした」
「あなたは強い。知覚研といたしましては、あなたをそのままにしておくわけにはいかないのです」
 ヤシロはそのままじっと黙っていた。パニックゆえにではない。覚悟が固まるのを待ったのだ。
「ツジムラさん……一つお願いがございます」
「何でしょう」
「今から言う住所に一緒に来てください。お見せしたいものがございます」
 ヤシロはツジムラにジュリ・カトウの住所を教え、車で共に向かった。
 つい数時間前と同じドアのインターホンを押す。ほんの数時間で、自分はまったくの別人になってしまった。世界はまったく別の場所になった。そんな気分だ。誰も出なかった。ドアノブを回すが、開いていない。
「失礼、ヤシロさん。少し後ろを向いていていただけますか」
 ツジムラの要求に従い、廊下からエントランスを見下ろすこと数秒。かちゃりと音がした。
「開きました」
 今更どんなつっこみを入れても驚いても無駄なので、ヤシロは黙って部屋に突入した。
 ジュリ・カトウは在宅だった。汚い寝室のベッドに横たわる姿を見て、ヤシロは心臓が止まるかと思った。あまりに生気がない姿なので、死んでいるかと思ったのだ。
「カトウさん」
 揺さぶるも、ぐんにゃりしていて反応がない。
「カトウさん!」
『ねえ、お願いだから病院に行ってよ』
 脳裏に、そう声が蘇る。
『仕事で疲れてるにしても異常だよ。本当に死んでるみたいで、怖くて……』
 女。
 忘れるべくもない。
 一緒に暮らしていた部屋の、キッチンで、彼女は眉を寄せて……
 ……静かに玄関ドアが開き、ゆっくり閉じる音がした。
 ヤシロとツジムラが同時に振り返る。
 寝室のドアは閉じていた。その向こうから、ゆっくりと、足音を殺し、けれど確かに誰かがやってくる。
 服の音でわかる。なにより気配でわかる。
「どうされました、ヤシロさん」
 気付かぬふりを装って、ツジムラが尋ねる。ヤシロはすべてを彼に任せることにした。
「同じだ。僕と」
「何がです」
「覚醒直前の僕と同じなんだ。僕もこんなふうに……」
 寝室のドアが、キッチンから、勢いよく開け放たれた。
 銃声がした。ほどなくして人が倒れる音。
 撃ったのはツジムラだ。その証拠にヤシロはまだ生きている。ヤシロは昏睡するジュリを見つめながら、何も感じまいとしていた。
「ヤシロさん。逃げましょう」
「また殺したのか」
「自暴自棄になるのは後にしてください。この者たちはろくな奴らじゃない……」
 ツジムラが屈んで何かし出す気配。
 ヤシロはやっと背後で起きたことを直視した。拳銃を手にした黒づくめの人が倒れていた。体形で女だとわかった。頭と顔にはすっぽり毛織の被り物をしており、腰を屈めたツジムラがそれを強引に脱がす。
 明るい栗色に染めた髪が、被り物の下からこぼれた。
 そして全く予期せぬことに、ツジムラが冷静さを失し、取り乱して叫んだ。
「ミユ!!」
 ヤシロはうんざりしながら立ち上がり、無表情で夫婦の横を素通りした。その後に、ツジムラの声が残された。
「ミユ、どうしてなんだ? ミユ、何故、ミユ、ミユ、何故……」





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