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冷凍されたオシドリとチューリップ人の王国

趣味で書いている小説用のブログです。

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私の教会の助任司祭が亡くなられた。

まあ、タイトルの通りの内容の日記です。

私が今年春から通い始めた教会の神父様が1名、10月30日に74歳で帰天されました。
長い間、難民受け入れ問題で戦ってこられた方でした。
祖国に帰ったら殺されてしまう。だけど日本は難民認定の審査が異常に厳しく、尊厳をもって安心して暮らしていくことができない。
そういう人たちのために戦っておられた。

キリスト教界にあって「ホトケのような人だった」と言われるその神父様が激怒されたことがある、と、葬儀ミサで司教様がお話ししてくださいました。
それは、日本に逃れてきた難民の方が指紋登録を要求されたとき。
苦しんでいる人々を更に圧迫するのかと、行政に対してかなり怒りを露わにされたようで。
弱い立場に置かれた人のために怒る人でした。
(※外国人の品位を傷つける行為であるとして、日本では2000年に、外国人登録法による指紋押捺制度は一旦廃止されました。ところが翌年の同時多発テロからまた風向きが変わり、2007年に施行された改正入管法によって、制度復活となりました。)

もとから神秘的なものに惹かれる傾向が強かった私に、そうではなく、目の前にいるたった一人の人、苦境に立たされたその人のために行動するという信仰のありようもある、と気付かせてくださった神父様でした。

式の後にシスターさんとお話しした際、こう言われました。
「天の国に入ったからといって、そこで安穏と生活するわけじゃなく、心配があったら見に来たり、誰かを力づけてくださる。そういう聖人の話がある」と。

だとしたら、人は死んでいなくなるのではない。ずっといるために、いなくなるのだろう。
そう思った葬儀でした。

平日にもかかわらず、たまたま異動に伴う休暇によって参列できた巡りあわせに感謝します。


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