歴史から忘れ去られ、深い森の中に佇む古城。ある夏、この城に、難民の少女が置き去りにされた。保護者と食料を求めて城をさまよう彼女の前に、様々な亡霊たちが姿を現し、消えてゆく。
【本編目次】
第一回 一章「あの夏」
第二回 二章「その夏(1/3)」
第三回 二章「その夏(2/3)」
第四回 二章「その夏(3/3)」
第五回 三章「晩夏(1/2)」
第六回 三章「晩夏(2/2)」
分量 217枚(20×20換算枚数)
執筆時期 2011年11月~2012年6月
【登場人物】
・エリシ━古城に置き去りにされた難民の少女。
・エルナート━囚人護送車の事故に乗じて看守を殺害し、古城に逃亡した凶悪殺人犯。
・ディルケ━エルナートの相棒。
・リジル━もと学生の囚人。エルナート、ディルケと共に古城に逃げこむ。
【この小説のなりたち】
イラストレーター、目黒詔子先生のモノクロイラスト「古城の怪異」をモチーフに書かせていただきました。
目黒先生の素敵なイラストは>>こちら。
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