fc2ブログ

冷凍されたオシドリとチューリップ人の王国

趣味で書いている小説用のブログです。

08<< 123456789101112131415161718192021222324252627282930 >>10

今後の当ブログの運営につきまして

お久しぶりです。
表記の件ですが、今後は小説の連載は以前にご紹介させていただいた小説投稿サイト『NOVELDAYS』(旧トークメーカー)にて行い、このブログは小説の保管用に利用したいと考えております。

現在、自創作の主力である『アースフィアの戦記』シリーズのみをNOVELDAYSに移植中です。

小説投稿サイトには広告が出ないというメリットもあるのですが、文字が細かくて見づらいという方もいらっしゃるので、投稿サイトとブログのどちらでも閲覧できるようにしたいと考えております。ブログを閉める予定はございません。

それではまた。


スポンサーサイト



種なしスイカは種がないのにどうやってできるのかを君に教えてあげよう。

仕事が終わり、スーパーで買い物をしていると、幼い子供の声が耳に飛び込んできた。

「ねえママ、種なしスイカは種がないのにどうやって生えてくるのー?」

種なしスイカが『生えてくる』ものだと思っているいとけない子供に私は真実を告げたくなる。幼い耳朶に流し込むにはあまりにも残酷な真実を。

「坊や、種なしスイカはね、スイカおじさんが悶絶しながらお尻の穴からスイカを捻り出してできるのだよ」

スイカおじさんが血まみれになりながらお尻の穴からスイカを捻り出す光景は凄絶だ。

『アーーーーーーーーッ!!!
助けてくれ!!!
痛い!!
痛い!!!
いやだああああああああああああああアーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!』

この絶叫が私の眠りを脅かすようになって久しい。

広さにして三畳程度の真っ白い出産房の、壁といわず床といわず血で汚れた拳と踵が打ち付けられ、手足を固定するベルトは不安になるほどギイギイ軋む。同じ絶叫と物音が両隣、そのまた隣、更に隣の房からも聞こえ、出産を終えたところから静かになっていく。
やがて叫ぶのを終え、カッと見開いた虚ろな目で荒い呼吸を繰り返すスイカおじさんを、控えていた産業医と看護師たちが慣れた手つきで担架に乗せて運び去る。
後に血みどろのスイカが残り、それを水色の防護服に身を包んだスタッフが淡々と回収し品証室に運んでくる。

そのスイカを品質検査するのが私の仕事である。

小説投稿サイト「トークメーカー」と「トークノベル」のご紹介。

こんにちは(´∀`*)
前の記事でご紹介させていただいた「遠い虹の伝説」の更新を、小説投稿サイト「トークメーカー」様にて続けさせていただいております。
やはり小説投稿サイトは更新を放置しても広告とか出てこないのでいいですね。ハハハ。

さて、上記の投稿サイト「トークメーカー」ですが、このサイトの特徴として、登場人物に吹き出しをつけて漫画のように小説を読めるようにした「トークノベル」というサービスがあります。
私も自作「〈アースフィアの戦記外伝〉失語の鳥」を使ってチャレンジしています。画像みたいな感じになります。普通の小説とは違った感じに読めてなかなか面白いです(´∀`*)

無題

今年の予定ですが、まずはコンテスト投稿作の「遠い虹の伝説」を完結させた後、放置状態の「アイとセカイをめぐる冒険」を何とかするつもりです。
このタイトルが書けなくなった理由は自分でわかっているのですが、それを解消するには根底から見直す必要があって……。
思い切って、トークノベルとして作り直し、お披露目するのもありかなと思っています。
ちょっと登場人物とか入れ替わると思いますが、また状況が良くなりましたらお知らせいたします。

それではまた(´∀`*)



 | ホーム | 

プロフィール

とよね

Author:とよね
ファンタジーやSFをメインに小説を書いてます。下のカテゴリ欄から読めるよ!
★印つきは連載中。

冷凍オシドリ累計

ブロとも申請フォーム