【内容紹介】
太古、言葉は歌であり、星たちはみな歌った。
歌は万物を調律し、生命の持続可能な領域を宇宙に創り出した。
それは語られる創世ではなく、自ら語る創世の歌。
はじめに言葉があったのだ。
神は地球人を創造し、地球人は新人類『言語生命体』を創造した。
創造主への反逆を経て遠い異星アースフィアに隔離された言語生命体たちは、文明の欠損を歌の技術で補いながら、囲いの大陸と呼ばれる地で独自の世界を作り上げていた。
物語は大陸南西部、鉱山街コブレンから始まる。
月のない夜、何者かに追われる一組の男女を保護したコブレン自警団の青年ミスリルは、たちまちこの二人の旅人の異常さに気付くこととなる。
二人はありえない荷物、夜空から盗み出したかのような満月を荷物として携えていたのだ。
問い詰めるミスリルに、旅人はこう応じる。
「俺たちは月に憑かれているんだ」
図らずも旅人たちから受け継いでしまった『月』を棄てるべく、ミスリルは二人の仲間と共に街を出る。
彼らが驚くべき旅を始めたそのとき、折しも大陸全土を覆う戦乱の嵐が吹き荒れようとしていた。
神なき被造物たちが世界をさまよう、シリーズ第三弾。
■アースフィアの戦記とは
遠い異星アースフィアを舞台に繰り広げられるファンタジー/SF小説群。
・かつて地球人に創造された『言語生命体』と呼ばれる新人類が繰り広げる戦模様を描いた本編
・言葉を魔法のように操る『言葉つかい』たちが異能バトルを繰り広げる外伝
とで構成されています。
すべて独立したお話になっているので、どの作品からでもお読みいただけます。
■この小説は
2018年10月26日(金)より当ブログ及び小説投稿サイトNOVELDAYSにて公開開始します。
【本編】
スポンサーサイト
【内容紹介】
時空の辺境、遠い異星。そこは、捨てられた被造物たちの墓場。
言葉が望むなら、太陽までもが堕落する世界。
暗い世界。
寒い世界。
異形のモノどもが人を喰う、不変の夕闇の世界――。
この壊れかけた世界に、一人の旅人が落ちてきた。
名前はテス。記憶を失った彼にあるのは、大気を操る『言葉つかい』の力と人殺しの技能。
八百年の時を生きるという少女キシャに導かれ、彼はあてどない彷徨を始める。
自分が誰かを、知るために。
【その他】
・本編:『
鳥籠ノ国』 (独立した話なので、本編未読の方でも本作をお読み頂くのに問題ございません)
【本編】
・
chilledscape #01 凍る夕景 ・
chilledscape #02 遍在者の撃鉄 ・
chilledscape #03 言葉喰い ・
chilledscape #04 不死の大陸 ・
chilledscape #05 新生アースフィア ・
chilledscape #06 影なる霊脈 ・
chilledscape #07 赤土に聖女は立ちぬ ・
chilledscape #08 降り来る災厄 ・
chilledscape #09 堕落の時代 ・
chilledscape #10 生まれ来る日・分量 482枚(20×20換算枚数)
・執筆期間:2015.9.8~2016.5.7
【読み切り短編】
・我らの屍衣は真白
※2017年9月新公開 1. 2. 3.・分量 98枚(20×20換算枚数)
・執筆期間:2017.9.7~2017.9.24
こんにちは(´∀`*)
前の記事でご紹介させていただいた「遠い虹の伝説」の更新を、小説投稿サイト「トークメーカー」様にて続けさせていただいております。
やはり小説投稿サイトは更新を放置しても広告とか出てこないのでいいですね。ハハハ。
さて、上記の投稿サイト「トークメーカー」ですが、このサイトの特徴として、登場人物に吹き出しをつけて漫画のように小説を読めるようにした「トークノベル」というサービスがあります。
私も自作
「〈アースフィアの戦記外伝〉失語の鳥」を使ってチャレンジしています。画像みたいな感じになります。普通の小説とは違った感じに読めてなかなか面白いです(´∀`*)

今年の予定ですが、まずはコンテスト投稿作の「遠い虹の伝説」を完結させた後、放置状態の「アイとセカイをめぐる冒険」を何とかするつもりです。
このタイトルが書けなくなった理由は自分でわかっているのですが、それを解消するには根底から見直す必要があって……。
思い切って、トークノベルとして作り直し、お披露目するのもありかなと思っています。
ちょっと登場人物とか入れ替わると思いますが、また状況が良くなりましたらお知らせいたします。
それではまた(´∀`*)